水回りリフォームの基礎知識!

こんにちは。

「こだわりをかたちに。」をモットーに、相模原市で「キッチン」「お風呂」「トイレ」「洗面」など、水まわり全般のリフォームを特に得意としているリフォーム会社「クライムカンパニー」広報担当です。

本日の「住まいお役立ちBLOG」は「水回りリフォームの基礎知識」。リフォームを考える時に、抑えておきたい水回り部位の基本知識についてご紹介していきます。特に重要な「排水」について詳しく掘り下げていきますので、安心して暮らす家をつくるための準備として、是非ご覧ください。

 

contents

水回りの位置を変えるには排水管の移動がネック

マンションの場合は排水管経路を要確認!

水栓のとりかえは意外に簡単

ガス給湯器のとりかえは給湯能力のチェックも

 

水回りの位置を変えるには排水管の移動がネック


既存の設備を同じ位置で使用するリフォームでは支障ありませんが、水回りを移動する場合は、排水がいちばんの問題になります。少しの距離の移動なら、既存の排水経路が生かせますが、今とは全く別の場所に移すには、排水管をどこに通すのか考える必要があります。大きく移動すると、屋外の汚水や雑排水桝の位置を変更する必要があることも。一戸建て、マンションとも、給湯器に対してキッチンや浴室などとの距離が長くなるほど、それだけ湯が出るまでに時間がかかるので、節水になりません。

古い建物では鉄菅で施工している場合が多いので、赤サビが出るなど配管が劣化していることもあります。水回りのリフォームをするときには、給水、給湯器、排気ダクト(マンションでは専有部分にあたります)を交換すると安心です。

 

マンションの場合は排水管経路を要確認!


まず排水ですが、各住戸には縦方向の配管が入ったパイプスペース(移動不可)があります。水回りの位置を変えるには、排水口からパイプスペースにつながる横方向の排水管を移動する必要があります。

水が自然に流れるためには、排水管に一定の勾配がなければなりません。二重床かつ、床下のふところ寸法に余裕があれば、ある程度は移動できますが、余裕がないなら床の高さを上げる必要が。また、マンションでは床下や天井裏の狭いスペースにガスや給排水管、換気ダクトが入っているため、水回りの移動は技術的にむずかしく大変な作業になります。

またキッチンを移動する場合、部屋の天井の高さを下げなければ、排気ダクトが通せないこともあります。既存の排気ダクトの経路もよく調べてから計画しましょう。

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水栓のとりかえは意外に簡単


水栓をシングルレバータイプにしたい、というだけのときには、とりかえ専用につくられた水栓金具がお勧め。キッチン用だけでなく、バスや洗面所用の金具も揃っています。バス水栓には好みの湯温に設定できるサーモスタットつきタイプもあり、壁を壊すことなく簡単に水栓金具がリフレッシュできます。

 

ガス給湯器のとりかえは給湯能力のチェックも


ガス給湯器には、浴槽へのお湯張り、追い炊きなどがスイッチひとつでできるフルオートタイプをはじめ、さまざま種類があります。ガス給湯器の給湯能力は号数であらわされ、1号は1分間に1リットルの水を25℃上昇させる能力。4~5人の家族なら24号が目安です。

 

【マンションの場合】

給湯器のとりかえは困難な場合も

古いマンションでは、バランス型ふろがまが設置されているケースもあります。既設のバランスがまが直接外へ排気している場合は、給湯器のとりかえも可能で、浴槽を大きくすることなどができます。もし、排気が共用のダクトに抜けている場合は、給湯能力の高いタイプにとりかえると、排気がほかの住戸に逆流するおそれがあります。この場合は、既存の位置ではなくベランダや玄関脇などの壁に給湯器を設置することになります。そうなると、床下や壁の中などの配管を伴う大がかりな工事になります。また、外壁に穴をあけるには管理組合の許可が必要です。

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「水回りリフォームの基礎知識」をご紹介しました。既設の水回り設備を移動する際は、排水菅をどこに通すのか考える必要があります。戸建て住宅とマンションの違いもありますので、リフォームプラン作成の前にご自宅の状況をよく確認してください。

神奈川県相模原市にある「クライムカンパニー」では、リフォームに関するご相談をお電話やメール、LINEでも承っております。失敗しないリフォームを実現するために、少しでも不安に感じることがあれば、ぜひご相談下さい。